
呼吸の勉強を始めたけど、略語や記号が多すぎてうんざり…。
呼吸生理でよく出てくる略語や記号は一見すると難しそうに思えますよね。
でも、略語・記号のルールを理解するとそれほど難しくないことがわかります。
ここでは、略語・記号のルールをわかりやすく説明しています。
呼吸生理の略語・記号に関して苦手意識がある方は一度読んでみてくださいね!

大丈夫!理解しやすくなりますよ‼
略語

略語は概ね英語にして頭文字を取って表現します。
例えば以下の図の通りです。

上記以外の略語には他に以下のようなものがあります。

記号
記号は1次記号に2次記号、3次記号を組み合わせて表現します 。
『PaO2』といったものが記号になります。
1次記号

1番先頭のここではP が1次記号で、この1次記号は内容を示し、内容によって単位も分かります。
ここでは P が分圧を示し、単位はmmHgになります。
Pの他にはF、C、V、S、Qなどがあります。
2次記号

aが2次記号で、1次記号の右下に小さく書かれます。
どの部位のことなのか?液体なのか?気体なのか?を示します。
液体は小文字 、気体は大文字で示されます。ここではa は動脈血になります 。
aの他にv、c、I、E、A、T、D、Bなどがあります。
3次記号

最後に3次記号です。
3次記号は1番後ろにあり、ガスの種類を示しています 。
ここではO2なので酸素を示し、他にCO2であれば二酸化炭素などがあります。
記号は非常に短い文字でできていますが、その非常に短い記号を見るだけで内容・単位、液体か気体か、ガスの種類が分かりますね。
読み方
PaO2をそのまま(ピー スモール エー オーツー)と読むこともありますが、
日本語に読み替えるときはまず初めに2次記号、その次に3次記号、最後に1次記号を読むと日本語に読み替えることができます。

例えば、PaO2であれば2次記号⇒3次記号⇒1次記号の順で読むので
日本語での読み方は
動脈血酸素分圧
になります。
上の図の例のように記号を日本語で読むときは
2次記号⇒3次記号⇒1次記号
の順で読みます。
動画でも説明していますので良ければ見てみてくださいね↓
まとめ
呼吸生理で使われる略語・記号のルールのまとめです。↓

記号を日本語で読むときは2次記号⇒3次記号⇒1次記号の順で読みます。
呼吸生理で出てくる略語・記号は一見すると難しいように感じますが、ルールを頭に入れると理解しやすいですし、覚えやすくなりますよ!
今日はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございますm(__)m
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